JPTHELAZYのブログ

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WHOへの責任追及。テドロス氏はどうなる?

 

headlines.yahoo.co.jp

 

米国がWHOへの資金拠出を停止すると宣言したことに対して、WHOのテドロス事務局長は米国への再考を呼びかけ、自身の辞任については否定した。

 

 

今回の論点

  • なぜ米国は資金拠出を停止したのか
  • WHOと中国の関係性

 

 

まず、米国がWHOへの資金拠出停止を宣言した背景には、中国とWHOの密接な関係性がある。WHOの事務局長であるテドロス氏はエチオピア出身であり、エチオピアには中国の一帯一路戦略のもと、中国が多くのインフラ事業を手掛けており両国は密接な関係性にある。テドロス氏はエチオピアの行政の要職を経験しており、中国との癒着が問題視された。実際に新型コロナウイルスが流行し始めた今年初旬に、人と人との感染は確認されてていないなどとの発表をしており、世界保健機関として世界をミスリードした責任を問われている。また、世界的な感染症流行を意味するパンデミック宣言も3/11に発表されており、後手後手の対応に非難が集中している。新型コロナウイルスの発生源が武漢であることからも、WHOと中国の癒着はさらに物議をかもしており、こうした経緯の中でトランプ大統領が責任追及という意味で資金拠出の停止を宣言した。ただ、WHOの責任追及は時期尚早であると考える。新型コロナウイルスの感染拡大は世界でまだ広がっており、まずは感染を収束させることが先決だ。世界で流行する感染症に対応するためには各国のグローバルな協力が必要不可欠だ。アメリカは世界最大の感染拡大国となってしまったこととすり替えるようにWHO、中国を批判しているようにも見える。自国の利益のみを追求するナショナリズムがさらなる世界の分断を進めないことを祈るばかりだ。