サイコロを振ると運命が決まる。
本記事は麻雀に関して専門的な用語を使っているので、麻雀を知らない人にはわかりづらい内容になると思います。
最近は麻雀をよく打ちます。
自粛期間に親に教えてもらってから、地元の友人や、バイト先の人達が麻雀できることもあって、今最も時間を割いている趣味であると思います。
麻雀はとても面白くて、やればやる程奥深さがわかったりします。
押し引き判断や、2軒3軒リーチのめくりあいなどは本当にハラハラして面白いし、自分の手に溺れてミスなどをすると深い反省をしなければなりません。
基本的には麻雀は運の要素が大きいです。
運は平等なので、不条理な運が取り巻くゲームでどれだけベストな判断が下せるかが勝ち負けを左右します。
運は平等とは言ったものの私個人はかなり運に恵まれていて、
麻雀を始めて半年くらいなのにも関わらず、役満を6回も出しています。
先日友人の家でラッキーなことに2回目の四暗刻をあがれました。
四暗刻の魅力は、サイコロを振った瞬間に運命が決まっていることだと思います。
この局は自分が親番でした。
友人の家は手積みなので、4人で山を積んでサイコロを振ります。
親番の自分が振ったサイコロを元に配牌を取ります。
自分の振ったサイコロで自分の配牌とツモる牌が決まる。
確かこの局の配牌はあまり良くなかった。
アンコが一つのトイツがいくつかで、ラス目の親番なのでとにかく連チャンしようと即リーをかけるつもりでした。
リーチのみの2000点でも構わないからとりあえず連チャンしようと。
確か、1巡目2巡目で対面が2副露して、早い手が入ってることがわかり、かなり文句を垂れた記憶があります。
局進めるとどうやらめちゃくちゃ縦に牌が集まってくる。
アンコが2つと対子が3つになった場面で選択でした。
結局ホンイツを付けたくて8mをトイツ落とし、
3sを落としていたら対面のあがりでした。
5巡後に3sをツモッて四暗刻。
8mの場況が良くないこともあったので、判断としては正解でした。
サイコロを振った時点で自分がツモる牌は決まっていて、副露をしないと運命は変わらない。
対面の3副露が大きく運命を変えたものの、四暗刻をツモると、神が決めたレールに沿っていれば役満をあがれるのだなと思ってしまう。
ドラ表示牌でラス牌の3sを引けたのは運命を感じざるをえない。
アカギが「俺のアンコはそこにある」と言ったように、ツモれる時はなんとなくわかる。
確率を超えた人間の神秘的な嗅覚のようなものがそこにはある。